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Voice1 : 3大クラウド比較

  1. 3大クラウド(AWS・Google Cloud・Azure)それぞれの歴史
  • AWS の歴史

小売業ならではの季節要因による余剰リソースを他社に貸し出すというジェフ・ベゾスのアイデアから始まったAWS。電力等のインフラ 同様、ビジネスを始めるのに自社でコンピューティングリソースを持つ必要はないというその考え方は今や圧倒的な支持とシェアを獲得するに至っています。

  • Google Cloud の歴史

AWS や Azure と違い、Google Cloud の歴史は Web アプリケーションにフォーカスを当てた GAE(Google App Engine) から始まりました。その後 BigQueryの登場が業界に衝撃をもたらします。それまで Google が扱ってきた膨大なデータの処理・分析ツールは Google Cloud の代名詞となり、 多くの支持とシェアを獲得するに至りました。

  • Azure の歴史

2010 年に Windows Azure という名称でサービスを開始、Microsft Azure を通して Microsoft 社の製品の良さを知ってもらい、ユーザーを拡大 したいというのが開発の目的であったと言われています。その後 2014 年に Microsoft Azure に名称変更、Linux や Docker などマーケットニーズの高いオープンソースソフトウェアと連携するなどクラウドサービスとしての今の躍進につながる方針転換を行いシェアの拡大に成功しました。

  • 3大クラウド(AWS・Google Cloud・Azure)それぞれの特徴
  • AWS の特徴

市場シェア約 4 割を誇る世界最大のクラウドサービス。マーケットのニーズに敏感で、顧客が必要とするサービスやアップデートをスピーディーに行う傾向にあります。また、利用料金の見直し・値下げを継続的に行うというのも特徴で、サービス開始からこれまでに85回以上の値下げを行なっており、コスト面でも安心感を持って導入ができます。

  • Google Cloud の特徴

3大クラウドの中で最もシェアが小さくナレッジが集めにくいという欠点はありますが、クラウドネイティブでの新規開発においては圧倒的な支持を得ておりエンジニアの評価が高いのが特徴です。また近年はマルチ・ハイブリッドクラウドに注力しており、他のクラウドやオ ンプレミス環境との組み合わせで最適なインフラストラクチャを構築する等の使われ方が増えてきています。

  • Azure の特徴

Windows OS をベースにして構築されているクラウドサービスで、Windows 製品との親和性が高いことが特徴です。またドル以外での決済が可能な点も特徴となります。また60のリージョン数はクラウドサービスの中でも最多となっており、世界的にも近年非常に成長し ているクラウドサービスになります。

  • 3大クラウドそれぞれの向いているケースとは?
  • AWS が向いているケース

AWS は 100 を超えるサービスメニューの中から必要な機能を選択できるので、汎用性や拡張性が高く、目的に応じて最適な組み合わせを利用できます。また、圧倒的な市場シェアを誇り AWS を扱えるエンジニアの数も多いので、クラウド環境への移行や開発の第一候 補になるケースが多いと思われます。

  • Google Cloud が向いているケース

社内に Google Workspace を導入している場合アカウント管理や権限・ロールの設定などがシームレスに連携できます。また大量の データの分析処理を行う必要がある場合や、機械学習・AI 系のシステムなど最先端技術の活用・PoC などにおいては Google Cloud  に優位性があると考えられています。

  • Azure が向いているケース

One Drive や Microsoft 365 など、Microsoft 系テクノロジーを利用している場合、容易にデータを統合し連携することができます。そのため、システムの導入や移行にかかる作業がスムーズになり、導入・移行にかかるコストが低いことも特徴になります。また、オンプレミ ス環境で Windows Server ベースのサーバーを利用していた企業も当然同じように向いていると言えます。

  • 3大クラウドに匹敵する注目クラウド「Alibaba Cloud」
  • 「Alibaba Cloud」は、IT Services in IaaS and IUSにおいて、世界第3位、アジアパシフィックで第1位になりました。そして、Alibabaだけが、クラウド上で、最新AMDサーバ「Milan」プロセッサを日本で提供しています。
  • 価格は、一時間ごとPay As You Goでサブスクリプションで定価比較でAWSより15~20%安く設定できます。年額料金は、月額よりさらに15%ほど安くなります。
  • SLA(Service Level Agreement)はAIによる物理サーバの障害予知データに基づき仮想マシンのフェイルオーバーが予防的にサイレントで実施されるため高い水準を保っています。シングルインスタンスのSLAが提供する理論ダウンタイムは年間2.19時間以内(他社の1/4以下)、クロスAZ、マルチインスタンスのSLA理論値は年間26.3分(他社の1/2)です。